私、写真が趣味なのに、撮られた写真の少ないこと少ないこと・・・

↑ このカメラは、OLYMPUS OM-D E-M5 MarkⅡ 私の愛機です
あるあるですが、カメラ好き、写真好きの人は撮るのに夢中で自分が撮られることに無関心な人が多いようです。
私、仕事柄、人前に立つことが多いので、それなりに大勢の方の目に晒されていると思いますが、お洒落でもないし、スタイルがいい訳でもない、会場の写真を撮ったら講師の方が写っちゃった的な撮られ方しかしてこなかったから、あまり写真を撮られるのに慣れていません。
そんな私が、自分でWEBサイトを作ることになって「プロフィール写真を撮ってもらおうかなぁ」と思い立って、気軽な気持ちでネット検索したんです。
そしたらカメラマンと称する方々のサイトが驚くほどたくさんあって・・・
どの人にお願いすればいいのか全くわからなくて、仕方なく撮影料金やカメラマンさんに対する口コミが載っていて比較できるサイトを探し、一体いくら位が相場なのかが初めての私には全く分からないので、他と比べ比較的値段が安くて、しかも評価が高い方を(コスパ重視)で探しました。
比較サイトっていろんな業界の比較サイトがありますが、よくよく考えると、比較サイトを運営している会社は、紹介してあげる代わりに登録業者から手数料を取りますし、仲間内だけで比較サイトを作って集客をしたり、おかしなと言うか、変なと言うか、悪質なサイトも含めいろいろな比較サイトがありますよね。
でも私が見た比較サイトでは入力できる検索条件が豊富でリクエストをちゃんと撮影業者さんに伝えてくれることと、そのリクエストに見合った撮影業者さんを複数ピックアップ出来るようになっていたことでスムースに探すことが出来ました。
今後プロのカメラマンに撮影を頼むかも知れない方のために、参考までに比較サイトの見方をお話しておきます。
先ず、こちらから何故撮影するのか(撮影目的・写真をどのように使いたいか)を伝え、いつ頃必要なのか、日程、枚数、予算、場所などを伝えます。
数日後、その条件でなら引き受けますって名乗り出た撮影業者さんからメールが届きます。
自己PRのメールですね。みなさん色んなメールを下さいますが、それらのメールは比較サイトの中で見れるようになっていて、比較サイトの運営会社も不正が無いかしっかりとチェックしてくれています。
メールの文章に、いい加減さが伝わってくる業者さんがいたり、その比較サイトに慣れてしまっているのかお客さんの扱いが雑な業者が居たり、結構文面から見えるもんですね。
その中で撮影の内容をちゃんと説明してくれているところを選ぶことが大事だと思います。
先ず、少ししか撮影してくれないところで枚数限定のところは止めておいた方がいいと思います。
沢山撮ってくれるところでその中から2枚だけ選んで、その写真を貰うというのも選ぶのに時間が掛かるし他の写真も欲しいですよね。
理想は沢山撮ってくれて尚且つ枚数もそこそこ貰えて、選ぶためのアドバイスや決めるまでの時間をちゃんと計算してくれているところが理想です。
撮影後に「もう時間が無いから早く決めて下さいね」みたいな急かされるところは論外ですね。
私は悩んだ末に「当りのカメラマンさん」を引き当てました。
プロのカメラマンに撮ってもらうことが慣れているモデルの人や、何回も撮られている人を除き、大抵の場合、撮影の前には緊張されるようですね。
私の場合は、撮影の数日前にこちらのリクエストの確認や写真の用途など細かい打ち合わせをしてくれて、数回メールでやり取りするうちに緊張をほぐそうとして下さる心遣いのできる担当者さんだったので、私は初めてでも不安は無かったですね。
私が今回お世話になったのは、東京都日本橋にあるフォトスタジオ【Photo Graphico】さん。担当は高山龍也さんです。https://photographico.co.jp/
スタジオも初めてお邪魔したにもかかわらず、落ち着いて撮影できる雰囲気で、高山さんの人柄がうかがえる素敵なスペースでした。浅草や隅田川も近く、写真好きの私も創作意欲を掻き立てられるような撮影対象が周辺には多数存在します。
今回は無理を言って(快く引き受けて下さいましたが)屋内のスタジオと外に出て隅田川沿いの遊歩道の2ヶ所で撮影をお願いしました。
最初はスタジオから。
まあ私、なにぶん初心者なもんですから、スタジオで撮って頂いてる時もマネキンのように硬直してたと思うのですが・・・
ライティングを駆使し「どうやったらこの私をこんなに格好よく撮れるんですか~‼!?」と思わず叫びそうになるくらい綺麗に撮って頂きました。
さすがプロ!比較するのも失礼ですが「証明写真」の箱に入って撮影していた自分が恥ずかしくなるほどの仕上がりで、こんなに違うもんなんだと驚きました。
照明をどういう風に当てるか?ほんのわずかな角度や照明の強さを調整しながら最も欲しい状態を狙って撮影します。
プロだから当然と言われればそれまでですが、撮ってみて「こんなん撮れました!」って偶然の力作に喜んでいる「写真が趣味の私」とは全然次元が違う・・・
もう光の魔術師ですね。
スタジオでは、撮影途中でこんな感じで撮れてますって見せてくれるのですが、撮影の意図がこちらにも伝わって来て「こういう写真を撮ろうとしてる」っていうのが分かるのが嬉しいですね。
そこで微笑み過ぎてる笑顔を修正したり、伏目がちな所で顔をあげてみたり・・・
素人なりに撮影に参加しているというか、受け身でなくなります。これもカメラマンの腕ですね。
撮影の合間も色んなことを話しながらシャッターを押してくれます。なので、話す時の表情の違いが顔に現れ、同じポーズでも種類の違う色んな仕上がりの写真が撮れます。

知る人ぞ知る男前なんですが、顔出しNGなんで雰囲気だけお楽しみ下さい。
加山雄三と野口五郎を足して2で割った感じ(笑)
そして続いて屋外に出掛けました。
隅田川沿いの遊歩道で遠景をバックに、ぼかし多めのナチュラルな写真をお願いしました。
スーツから私服への着替えの時間を予め考慮に入れて下さってたので、その分も含めて時間を気にせず慌てることなく撮影に臨めました。

多少うるさい背景も綺麗にぼかしてくれているので気になりませんでした。
撮影は、天気も良く写真の腕前もモデルも素晴らしかったので文句なしでした(笑)
次の段階では、この撮影の日に撮って頂いた写真を選別し、目を閉じてしまったものとか、ブレたものとかを除き、おおまかに選んで頂いて、レタッチを施す写真を選びます。
レタッチというのは、修正を加える作業なんですが、実物の質を変えてしまうような修正は私らしさを損なうのでお願いしませんでしたが、目じりの皴をわからなくしたり、シミを隠したりなんて作業は簡単にできるそうです。
この写真を仕上げるレタッチの作業でも腕前を発揮して下さったのですが、カメラマンの高山さんは、実は、レタッチを教える講座を開催されるほどの腕前なので、私の様なジャガイモのような顔でも安心してお任せできるんです。
この撮影の頃から現在に至るなんですが、私、かなりふくよかになってしまって、イメージしてたより体格のいい写真が出来上がってしまったので、若干痩身して下さいました。
思いっきり実物の質を変えてますね(笑)
さぁ、ここまでお読みいただいて、私が楽しみながら写真を撮影したことが皆さんにも伝わったのではないでしょうか?
撮影の合間にカメラマンの高山さんとお話して、すっかり私が高山さんの人柄に惹かれてしまい、今後とも仲良くして頂きたい旨をお伝えしましたところ、こころよくお返事いただき、撮影を離れてもお付き合いをして頂いています。

この記事は出来るだけ多くの方に高山さんを知ってもらいたいという気持ちで書かせて頂きました。
激戦区のカメラマン業界なので、金さえもらえれば撮ってやるというカメラマンから、本当に真面目にお客様と向き合い意図する写真を写すために一生懸命になってくれるカメラマンまで、色んなカメラマンがいると思います。
でもそんな業界だからこそ、高山さんの様な人に頑張ってもらいたいと私は思います。
高山さんは元々サラリーマンをされていましたが、自分のやりたいことをやらずに自分の人生を放棄してこのまま生きていくのがたまらなく嫌で自分の好きなことを仕事にされました。
そういう点では、行きたくもない会社に月々のお給料をもらうためだけに通っている私の今の状態に対し、「このままでいいの?」と無言のうちに疑問を投げかけてくれる大切な存在です。
これから皆さんが写真を撮る機会がありましたら、是非一度高山さんに撮ってもらって下さい。
きっと私の言いたいことが分かってもらえると思います。
今回、高山さんとお友達になって、ちょっと無理をお願いしました。
この「パパ選ナビのWEBサイトを見た」という合言葉と「私の名前(本名、職業名どちらでも可)」を高山さんに撮って頂く時(ご予約時)にお伝えください。
私の名前が分からない方は、一番上の右端のお問い合わせから私までお問い合わせ下さい。
お値引きなのか、枚数が増えるのか、はたまた撮影する高山さんの目の色が変わるのか、分かりませんが、高山さんのスペシャルサービスをご利用いただけます。
あっ!撮影前にその辺については打ち合わせしてくれますのでご安心ください。
詳しくは、 https://photographico.co.jp/ 担当:高山龍也氏まで
最後までお読みいただき有り難うございました。
パパ選ナビ管理人